将来起こるかもしれない大きい地震についてのニュースです。九州から静岡県の海の底には「南海トラフ」という所があって、将来大きい地震があると言われています。国は7月1日、会議を開いて、被害を少なくする計画をつくりました。被害がいちばん大きい場合、29万8000人が亡くなって、235万の建物が壊れたり焼けたりしそうです。計画では、10年後までに、亡くなる人を80%少なくすることや、壊れたり焼けたりする建物を半分にすることを目標にしました。国は、大きい揺れや高い津波がありそうな場所では、建物を丈夫にしたり、避難所をもっとよくしたりしようと考えています。